NHK語学講座 2022年7月の総括
今月のタイムトライアル クリスティーアンさんバイバイ
英会話タイムトライアルは、「習ったら早速使う機会があった!」というのが日常茶飯事で、今回はつい昨日聞いた内容を、早速英会話レッスンで使える機会があった。
アメリカの先生が趣味で陶芸をやっているということで、カメラの前で造った陶芸品を見せてくれた。
私は「それは何で出来てるの?」と聞こうとして、「ん?昨日やったぞ」と気が付いた。
“What is it made of?"
いやー、ホントに会話で使うよね。ありがとう、スティーブ先生。さすがです!
昨日学んだ割にはちょっと記憶があやふやでスムーズに言えなかったのは、ここでは置いといて・・・。
今月のラジオ英会話:bring 他・・・そしてさようなら~
今月、ここまで放送を聴いたところで、やっぱり精神的に良くないのでやめることにした。
続けた方が勉強になるのは分かっているけれど、楽しんでいない勉強を無理して続けるのは、「楽しい勉強だけやる」ポリシーに反してしまう、とスッパリ割り切ることにした。
楽しくないと復習する気にならないし、内容のまとめをブログ上で作成した後、振り返りもしていない。
番組で「しっかりと練習してくださいね!」と連呼されても、しっかりと練習する気になれなかった。
以下は完全に個人的な見解を述べているだけなので、番組ファンの方は飛ばしてください!
語彙をイメージで掴むのは素晴らしいことなんだけど、ヒネクレ者の私には、それを良い方向に捉えることが出来ない。
「説明の後付け」に聞こえてしまうので。
後付けと捉えてしまうため、「だからこの文で動詞〇〇を使うんですねー」に対し「なるほど、そうですか」まではいいんだけど、じゃあいざ自分で何かを話す時、とっさに微妙な違いのある様々な動詞から適したものを選択出来るのか?と。
なんというか、「後付け」に対する「前付け」と言ったらいいのか。
結局は、この場合はこの動詞で表現する、という定番とかコロケーションとか、もうそういうのが決まっているので、そっちを丸覚えした方が手っ取り早いと思ってしまう。
あと、こういう「イメージ覚え」は、場合によっては こじつけ にも聞こえるのがつらかった。
今月の色々な文の中で、
“How many times do I have to tell you?"
というのがあって、番組では「WH語に他の語を伴った、大きなWH語」と説明があった。
しかし、そんな新しい言葉が必要なのだろうか?
そんな新しいネーミングで文を分解するよりも、"How many times" なんて頻繁に出てくるフレーズは、まるっとそのまま覚えちゃってはいかがでしょう・・・。
たぶんそういう覚え方は、スティーブ・ソレイシィ先生や「ニック式英会話」のニック先生方式。
スティーブ先生なら「文の中でパッと出てくるように練習しましょう!」って言うだろうし、ニック先生なら「 “times" の部分を色々変えれば、何にでも応用できますね!」って言うんじゃないだろうか。
つまり、私は「英会話タイムトライアル」や「ニック式英会話」派で、「大西」派ではないということ。
いつかまた大西先生の番組を聴き始めても、きっとまた同じ結論に達すると思うので、できれば同じことを繰り返さないようにしたいものだ・・・。
人には好みや向き・不向きがあり、この番組のファンはたくさんいることと思う。
ファンの方は是非番組を楽しんでくださいな!
今月のEnjoy Simple Englishで印象に残ったもの
インドの昔話 “The Three Dolls"
トラベラーがある国の王様に難題を持ち掛け、王様の従者たちが1ヶ月掛けて悩んだ末、一番賢い従者が見事に謎を解く。
話はいいんだけど、王の従者が人形の謎を解いたのを讃えたトラベラーが、「今後、会う人みんなに、この国のGreat KingとSmart Manのことを話しますよ」って言う。
いやいや、「Kingは従者に丸投げしただけで何もしてないじゃん」と思った。だよね?
白雪姫 “Snow White"
番組時間内に収めるための、ものすごいダイジェスト版なのが笑えた。
それに白雪姫の喉からリンゴの欠片が飛び出す時だけ、めちゃめちゃ軽いポップな音(この番組の落語シリーズでよく使われている音)・・・そしてその部分を、いつもの通り生真面目に解説する関根麻里ちゃん。。。
面白かった。
ノルウェーの昔話 “Three Billy Goats Gruff" 「3匹のヤギのガラガラドン」
・・・ガラガラドン??
それはともかく、弱いヤギ → 中くらいのヤギ → 最強ヤギの順で1匹ずつ橋を渡りながら、橋の下のトロールに「この後、もっと大きくて美味しいヤギが来るから」と行って無難に渡っていき、最後に来た3匹目があっさりトロールを倒す、という話。
これも、この番組で個人的におなじみになってしまったイギリスの昔話「ロンドン橋」と同じパターン。
最初から最強ヤギが出かけて行って、サクッとトロールを倒して、3匹みんなで渡ればいいのでは??
昔話って、なんっか効率悪い話が多いよね・・・。
シャーロックホームズ “The Lonely Cyclist"
完全に初めて聞いた(読んだ)話だった。
でも登場人物が多すぎて、しかもみんなやたら長ったらしい名字で誰が誰やら全く理解せず聴いているうちに、あっという間に前後編が終わってしまった。あ~あ・・・。
今月のニュースで学ぶ現代英語
今月も頑張りました。
身に付いているんだかいないんだかビミョ~ではあるものの、聞き続ければ語彙にもリスニングにも慣れてくるだろう、という淡い期待を持って・・・。
この番組はまだ初心者なので、出演の皆さんのことはあまりよく知らない。
でも番組終了のあたりでよく秀島さんがトムさんにパーソナルな質問をしているので、トムさんについてちょっとずつ「ふーん」ということが増えてきた。
トムさんの答えは結構「うんうん」と共感出来ることが多い。
でも出演している皆さんが素晴らしいけれど、それだけでなく、そのバックで番組作りのために大量に調べたり用意したりしている裏方の皆さんがたくさんいるはず。
その皆さんにも敬意を表したい。良質な番組をありがとう!