NHK語学講座 2023年度9月の総括

今月の英会話タイムトライアル

今月はフロリダが舞台だったけれど、防災に関する練習だったので、フロリダらしさを感じないまま終了した。
「海が~」とか「ビーチで~」とか「パームヤシの~」とか、それっぽい話が出てくるかと思っていたので意外だった。

災害時に警察や救急車に連絡をするフレーズで、

“In Japan, we dial 110 to call the police"
“In Japan, we dial 119 to call an ambullance."

というのがあり、「"dial" かぁ・・・」と思った。
昔はダイヤルしていたけれど、今はもうダイヤルはしないよね・・・。
時代を感じさせる動詞使いだった。

今月のEnjoy Simple English

世界の名作シリーズ(金曜)の今月の物語は、「The Great Gatsby(華麗なるギャッツビー)」。
毎度のことながら、たった4回で全部語ることによるスーパー早回しだった。

この話は有名だけど、自分は本ではなく2012年のバス・ラーマン版の映画で内容を知った。
なのでこの物語を番組で聴きながら、ディカプリオやトビー・マグワイヤやキャリー・マリガンを頭の中でイメージしていた。
まぁ特に好みの物語でもないんだけど。

今月で今年度の放送は終了。
今年度は結構楽しめました。ありがとうございました~。
今年度後半の再放送ももう一度聴くかな・・・ちょっと考えよう。

今月のニュースで学ぶ現代英語


9月11日放送の「福島第一原発 処理水の海洋放出」のリスニングポイントで、「アクティブリスニング」という能動的に聞いていく訓練がリスニング力向上に効果的だ、とオススメされていた。
その一つとして通訳者がよく使う、「聴いて情報を整理しながら、重要な単語をメモする」というメモ取りが紹介されていた。

メモ取り・・・あの、超苦手で好きになれないアレですか。。。

だいぶ昔にオンラインではない実地の英会話教室に通った頃、レッスンの中でたまにやらされた。いや、練習した。
まっっっったく出来なかった。まっっっったく。
あれからだいぶ英語力が上がった今でも、番組の中で「やってみましょう」と言ってTomさんが読み上げる文章を聴いても、メモなど全然取れなかった。
しかも明日香先生、「英語で」取れとか言ってるし!スペル考えている間に終了だよ・・・。

明日香先生の追い打ち:
「単語だけをただ聞き取ってメモするのではなく、矢印や記号を使って、書き取った単語同士の関係性を整理しながらメモしていきます。」

そんな器用なことが出来るんなら英語にこんなに苦労してませんよ。「何の記号にしようかなぁ~」なんて思いを巡らせている間に英語はどんどん先に行ってしまい・・・となるでしょう。
通訳者を目指さなくて良かった。

また、9月13日放送の「インド無人探査機が月面着陸成功」の中で、インド首相の英語での演説が入っていたんだけど・・・。

もーーーーーー、何言ってんだかさっぱり分からず。

と言うか、最初はインド現地の言葉でしゃべっていると思った(汗)

以前「インド英語のリスニング」という本を読んでみたことがあるが、あそこで流れるいかにも英語教材という感じのかなり綺麗な英語と違い過ぎ。
大好きなコメディTVシリーズ「ビッグバン・セオリー」の中のインド人ラージが思いっ切りインド訛でしゃべっているが、あれも聴きとれない(あれはわざと誇張しているとは思うけど)。

インド英語に関し、明日香先生の解説以外に、自分で演説を聴いて思ったのは、「単語を伸ばさない」傾向があるのかな?ということだった。
「including」「achieving」「feats」の伸ばす部分が全然伸びていなかった(「インクルディング」みたいな)。

ネイティブ英語のリスニングだけでも苦労しているというのに、これからは人口No.1のインド人の英語も聴きとらないといけなくなるとは・・・つらい。