NHK語学講座 2023年度5月の総括
今月の「英会話タイムトライアル」
今月はスウェーデンの自然や美しさに関する表現がテーマだったので、とても癒された。
最後の方ではスウェーデンの代表的な動物たちも登場。
トナカイや赤いリスといった北欧の動物たちに関する、可愛い綺麗な表現を練習した後、最後にヘラジカが登場した。
ところがスティーブ先生は、どうしたことかその語彙を使った練習文として、
「昨夜、ヘラジカのステーキを食べました。」
と、突然豹変してしまった・・・。
それはともかく、トナカイ(reindeer)とヘラジカ(moose / elk)がどうしても混同してしまう。
(ついでに個人的にカリブー(caribou 北米産トナカイ)も)
見た目も似ているし、どうしたら間違えずにスラッと正しい単語が言えるんだろうか。
とりあえず視覚でトライしよう。
↑「いらすとや」さん、素敵なイラストをありがとうございます!
今月の「Enjoy Simple English」
「落語とComedy Sketches」シリーズ
うーん・・・・今月も、どの話も笑えなかった。。。
というか、どこがおかしいのか分からなくて困ってしまった。
ら、来月こそは笑いたい。
「Masterpieces from Around the World」
今月はとても良く知っている「オペラ座の怪人」だったんだけど、先月の「孫悟空」と同じで、長い話をたった4回でまとめちゃっているので話にムリがあり過ぎだった。
この話を知らない人がこの4回を聴いて、ストーリーの良さを理解出来るんだろうか・・・。
「Amasing Stories」シリーズ
今月特に印象に残ったのは、「Make Wishes Come True」だった。
病気の子供たちの夢を叶える活動をしている、プロレスラーで俳優のジョン・シナの素晴らしい話。
ジョン・シナは名前を聞いたことがあるかな、くらいだったけれど、ネットで見てみて、「あぁ、この人か!」と分かった。
DC映画「ザ・スーサイド・スクワッド」のピースメイカーだ!
「バンブルビー」でも見たぞ。
見た目や雰囲気からして、悪役からいいヒトまで、アクションからコメディまで、色々イケそうなタイプ。
そんな彼がこんな素晴らしい活動をしていると知ってとても感心・感動した。
今月の「ニュースで学ぶ現代英語」
ずーっと2022年度の放送回でまだ聞いていない分を必死で追いかけて勉強していたので、5月下旬になってようやく2023年度の内容に入り始めた。
早く追いつきたくて結構頑張った月だった。
4月1週目の、サム先生の2023年度初回の内容「国際刑事裁判所 プーチン大統領に逮捕状」で、サム先生が
「現代英語」とは、「現代の世界で実際に使われている英語」である。
英語は、歴史の中でどんどん発展してきた。イギリス英語やアメリカ英語といった枠ではなく、いまや「世界の共通語」として広く使われている。
英語のネイティブスピーカー人口は4億人ほどだが、外国語として英語を話す人々は世界に10億人以上いると言われているので、「ネイティブスピーカーではない人々の英語」も理解でき、聞き取ることができれば、「世界の人たちといろいろな話題について語り合う」という目標が実現する。英語は国際的、文化的に広い視点を持つようになった豊かな言葉になっている。
サム先生
と話していた。
最近はこの番組内でもこんな風に「世界中にいるネイティブスピーカーではない人の英語を理解したり、自分も話したりしながら、理解し合おう」という話が増えた気がするし、最近読んだ本でもそういう話が出ているし、このことを意識する機会が増えた。
実生活でもまさにその通りで、行く機会が多いカナダでコレを本当に実感する。
カナダ国内でも、白人の多い地方(主に東部)ではネイティブスピーカー英語が主流だけど、多種多様な人種・国籍の人々の多い地域(主に西部)に行くと、みんな訛入りまくりの英語で普通にバンバンしゃべっている。
「相手に分かってもらえるかな?」なんてことを気にしている人はたぶん誰もいない。
そういう場所で周囲の人々の会話を聴いていると、ネイティブ信仰の意識を改めるのにとても役立つ。
(そして、みんなの言っていることが全然聴き取れない・・・)
「フィンランド NATO正式加盟」の回でも、明日香先生が同様に話していた。
今後、ノンネイティブスピーカー同士が英語でコミュニケーションをする場面は、ますます増えていく。
(ストルテンベルグ事務総長の英語のように)それぞれの音をはっきりと発音し、細かくポーズを入れながら話してみると、相手にとって聞きやすく理解しやすい英語が話せるようになる。自信をもって英語を話してみよう!
明日香先生
オンライン英会話でも、色々な国の先生と会話をする方が「現代英語」を身に付けられるのかもしれない。