英語関連の本:「新しい英語力の教室 同時通訳者が教える本当に使える英語術」は良い、そして読む意味が無かった

あまりに忙しい中で必死に読む・・・

この4月は初旬から個人の事情でとんでもなく忙しくなり、大きな出来事や計画変更があった。
この数週間は英語学習も「それどころじゃないよ!」状態だった。

ただ、その直前から図書館で借りていた英語学習に関わるこの本、

「新しい英語力の教室 同時通訳者が教える本当に使える英語術」

を、ずっと延長手続きしながら手元に残していた。
中途半端に読み進んでいたので、出来ればちゃんと読み終えて返却したかったので。
つまんない内容とか、「あ・・・この文字量、ムリ。。。」とか、そんな感じの本だったらとっくに返却していたんだけど、なかなか良い内容だったので、結局頑張った。

そして無事に読み終えた。

具体的な勉強の仕方ではなく、英語学習の考え方

この本は、皆が期待するような効率の良い学習手段などを示すのではなく、

英語を学ぶ目的を改めてよく考えて、
勉強が続くやり方を決めて努力せよ


という指南書だった。
この基本路線を中心に、多少関連した内容まで膨らませながら初心者にも分かりやすく解説していた。
後半はそれを実践してみましょう、というワークブック。

で、その「目的」とか「継続のさせ方」とかが、自分が実践していることとほぼ同じだった。
なので良い本だと思うし、そして既に実践中なのでわざわざ読む意味が無かった・・・。
筆者の言っていることはほぼ全て、日頃から頭の中で考えていたり、このブログに書きつけていたりすることばかり。

英語はコミュニーケーションツールにすぎない
とか
TOEICのハイスコアを目指す勉強は意味がない
とか
勉強を習慣化する
とか
好きな勉強法を実践する
とか

定期的に過程をや実績を振り返る
とか
・・・


ハイ、みーんなやっております。

とは言え、細か~く言えば意見の違う個所ももちろんあった。
洋画で勉強する時は「知っている内容、子供向け」をお勧めしているようだけど、個人的にはそれでは飽きてしまった。
私は「知らない内容、どちらかと言うと大人向け(の方が良さげ)」なので。
(今着手している「Just Add Magic」学習が、以前の「The Good Place」学習と比べて、なんだかやけに進まない理由がコレ・・・)

でもまぁ、そんな程度。
プロの通訳の方と意見が一致するのは嬉しい。


改めて意識すべきなのは「目指すべき英語力」

そんな感じで全体的には読む必要のない本なんだけど、第1章の「今、目指すべき英語力」の部分はやっぱり大切だった。

今は、ネイティブの小綺麗な英語ではなく、非ネイティブのブロークンイングリッシュの方が主流である。
だからネイティブスピーカーらしさを目指す必要はない。
目指すべき英語は、キレイとかカッコイイとか正しいとかではなく、相手に伝わる英語である。


その通り。アタマではよーーーく分かっている。
・・・なんだけど、やっぱりネイティブみたいにカッコ良くしゃべりたいよなぁ。。。

そんな風にミーハーに考えるたびに、この内容を思い出すことにしよう。