多読 15:A Scandal in Bohemia (Level:3)

挫折にメゲずに次のホームズ

前回、「The Little Prince(星の王子さま)」を途中で挫折したものの、メゲずに気を取り直して次へ行こうと思った。
英文が難しすぎて読めなかった訳じゃないし。

「1つ置きホームズ」のルール(?)で、Level3にあるホームズシリーズから「A Scandal in Bohemia(ボヘミアの醜聞)」を選択。
タイトルは聞いたことがあるけれど、確か読んだことはないと思うのでワクワクする。
こっちは総語数2577語だというから、王子さま(14600語)と違ってすぐ読み終わるでしょう。

[シリーズ] Happy Readers
[出版社] Happy House

[著者] Sir Arthur Conan Doyle
[総語数] 2577語

知らない or あやふやな単語

・description:記述、描写
  ex) I will not begin this story with her description.

・identity:正体、身元
  ex) Their identity must be kept a secret.

・Your Majesty:陛下(呼びかけ)
  ex) Holmes listened and replied. “I understand. Your Majesty.”

・laudanum:アヘンチンキ [lɔ́dənəm]
  ex) Doyle had him take laudanum.

・typhoid:腸チフス [táifɔ̀id]
  ex) A poison that causes symptom very similar to those caused by typhoid.

・uproar:大騒ぎ、混乱
  ex) This theory caused an uproar around the world.

・ironically:皮肉にも
  ex) The whole controversy remains a mystery – ironically one very similar to a Sherlock Holmes story!

・run off:走り去る、逃げ去る
  ex) Holmes ran off to give her some assistance.

・put a face to ~:顔と~が一致する
  ex) Whose is that voice? l can’t put a face to it.

・declare:宣言する、断言する
  ex) “I should have maimed her after all." declared the King.

・retrieve:取り戻す、回収する
  ex) I have failed in my attempt to retrieve your photograph.

・outsmart:出し抜く、裏をかく
  ex) I would like the photograph of the only woman who has outsmarted me.

本の感想(ネタバレ注意)

残念ながらホームズが目的を果たせなかったという、ちょっと珍しい内容だった。
あのアイリーン・アドラーが登場する話だった。
ずっと前にロバート・ダウニー・Jr版の映画でアイリーンを観て、後はカンバーバッチ版ドラマでもなかなか強烈な個性のアイリーンを観て、名前だけは知っていた。
ホームズとはこういう出会いだったのか、ふむふむ。
いかにカンバーバッチ「SHERLOCK」の脚本や映像や演技が優れているかがとても良く分かった。


話としては、ん~・・・イマイチだったかな。大した盛り上がりもないし。
今回は謎解きじゃないからねぇ。
何より、一つ前に読んだ「The Adventure of the Speckled Band(まだらの紐)」と同じ本のシリーズなので、やっぱり音楽が鬱陶しいことこの上なし。
次から次へとコロコロと変わるし、その曲がまた内容と合っていないことと言ったら!
華やかな映画で流れるオーケストラのような、西部劇の中のサロンで流れているような、ディズニーランドのウェスタンランドで流れているような。
もーーー気が散るからやめてくれー!