AI英会話練習アプリのお試し祭-3

最終候補「スピーク」のお試し

↑こんな感じで長い道のりを経て、やっとこのお祭りも最後のアプリ「スピーク」のお試しについて書くところまでに至った。
(ホントに長かった・・・投稿が大変だった。。。)
このアプリの有料版トライアルを試し、「AI英会話 – 無限トーク」と比較し、最終的にどちらにするか決めてさっさと肝心の勉強を始めようと思っていた。
こんなお試しばっかりやっていたら、いつまで経ってもスピーキングは上達しない。。。

「スピーク」も開いてみると、他のアプリたちのように学習目的や興味ジャンル、英語レベルなどをまず訊かれ、学習目標が出来上がった。
そしてトップ画面。こちらも「無限トーク」同様、かなりすっきりした画面で、やっぱり私の好きなブルーだった。

スピーク
冒頭の質問で選択した結果
スピーク
初めての画面なのになぜか「おかえりなさい」

ただ、スッキリしているのはいいのだが、ホーム画面が分かりにくい。
画面上部の女性の写真の横に「AIと会話してみたことがあ・・・」と書いてあったので、このアプリの説明なのかと思い(「AIと練習するのよ」って言う・・・)、スタートボタンを押したところ、早速会話練習が始まり、「〇〇をしたことはありますか」の例文を数個発声した。
つまり、アプリの説明ではなく、「〇〇をしたことはありますか」をテーマにした第1回目の「レッスン」だった。
ま、紛らわしい・・・。

スピーク
ハンズフリー回答は嬉しい
スピーク
単語の下の数字の意味は?発音5000点?

そのレッスンの内容もちょっと詳細が分からず、何をしているのか分からないままとにかく画面に促されるままに、しゃべっては採点、見ては採点、またしゃべって採点・・・という感じで、とりあえず一通りやった。
後から確認したところ、このスピーキングレッスンは

①ビデオレッスン
②スピーキングドリル
③Q&Aチャット
④ロールプレイ


というように分かれていた。
うーん、この説明がどっかに欲しい。


「スピーキングレッスン」がツボにはまる

まぁそこらへんは少々不満ながら、このスピーキングレッスンの内容にはちょっと感動した。
ビデオレッスンの動画ですら、途中でユーザーに発話させる(ボーッと見ていたら急に「ハイ、しゃべって」となったのでびっくりした)。
それ以降も学習テーマに沿って手を変え品を変え練習。
そしてやっとAIと実践会話だ~と思ったら、話す内容の指示があり、その通りに話すという練習になった。
しかしそれだけでなく、最後は好きな文章を言わせてもらえて満足。

スピーク
ある程度お題が決まっている
スピーク
最後のお題は捻りなのでしょう

ここまでで既に「たくさん話す練習ができて、上手く作られているアプリ」という好印象。
「無限トーク」と同様に、いつでも見られる会話履歴をたどると自分の発話内容が残っていて、AIによるフィードバックも日本語でちゃんと付いている。
しかし驚いたのが、自分の発話の中の間違いの中からいくつか厳選し、アドバイスと共に修正練習ができるようになっていることだった。

スピーク
なぜかここだけタメ語
スピーク
言い間違えの修正と練習ができる

上記の「アクティビティに誘う」というお題で、「(としまえん跡地の)ハリー・ポッター博物館はどう?」と話したのだが、「Harry Potter Museum」と言ってしまった。
スピーク先生のフィードバックからの再練習用指摘集にそれがあったのでレッスンを開始してみると、

スピーク
まずオープニング
スピーク
私はこう言ってしまいました・・・
スピーク
あの施設はテーマパーク。
スピーク
映画セットバージョン
スピーク
お店バージョン
スピーク
展示会バージョン

ハリーポッター絡みでこんなに色々な見所があったのか。いや、無いか。でもあったら楽しそうだ。
英語だけでなく、「博物館」と「テーマパーク」は違うんだよ、という常識まで学べた。
ともかく、みっちり練習させてもらえて、まさにこの機能が欲しかった!とツボにはまった。
「あなたはこう言いました・・・」というところも、何て言ったかもう覚えていない時にありがたい。
ちょっと心に突き刺さるが。。。

そんな感じで、「無限トーク」で自分がズボラゆえに、AIのフィードバックを見直すこともせず、ましてや言い間違えを直す練習なんて面倒でする気にもならない、という状況を、見事にこのアプリが救っていた。


その他の機能も必要十分

その他の機能としては、新機能だという「AIスピークチューター」というものが特徴的だった。
最初はなんのことやら分からなかったが、どうも画面下にいつも出ている青いロボットマークのことらしい。
いかにもchatGPTらしく、対話をしながら質問したり頼んだり、色々出来た。
苦手な文法を訊かれたので「過去完了」と言ったら、早速過去完了のレッスンを作って提供してくれたり、英単語ゲームで一緒に遊んでくれたり、と、素晴らしい機能だった。
ただ、「アルファベットゲーム」という、お互いにAから順番に単語を言っていくゲームで、食べ物縛りだったので「T」の番で

「Tofu!」

と言ったら、なんと警告エラーになってしまった・・・。

スピーク
ハーシーズと言ったが発音がひどかったらしい
スピーク
なぜ・・・・・

ま、まぁまだ発展途上のAIなので許すとして。
あとは、「無限トーク」同様にAIと自由に会話が出来る機能があったのだが、面白いのは、他のユーザーの作った会話シチュエーションを利用して練習出来る点だった。
これはナルホドだった。

スピーク
他のユーザーが作ったもの
スピーク
用意されているものもある

「ミニコース」という説明ショート動画もあり、この中でもやっぱりしゃべる箇所があった。
あとは復習しやすい機能やモチベーションをキープするためのチャレンジ機能など。
ここらへんはお試しではもうそこまで出来ず。


「スピーク」に決まり

そんな訳で、自分で実際に試して納得の上で、「スピーク」の有料版でステップアップを図ることにした。
でもオンライン英会話をやらなくなってから、ずっと料金ゼロで英語を勉強してきたし、英会話アプリも有料版は使ったことがない。
ホントに久しぶりの料金発生だ。

スピーク
スピーク

有料プランはシンプルで、機能を絞った「プレミアム」か、全機能OKの「プレミアムプラス」かの2種類で、それを年払いにするか月払いにするか、という4パターンだった。
他のアプリの料金と比べると結構なお値段。
しかしこれだけの機能があるというコストパフォーマンスと、オンライン英会話の料金とを考えあわせてOKとした。
オンライン英会話も元々それなりの値段な上に、最近さらに値上がりしてるしね・・・。



と思っていたところへ、なんと「スピーク」担当の方から数か月無料利用のプロモーションを頂けることになった。
そもそも実は、こうやってAI練習アプリを色々試している最中に、いくつかのアプリの運営会社さんたちから、有料プランの無料利用のプロモーションのお話を頂いていた。
まだアプリに関しブログ投稿をしていない時だったので、これは本当に全くの偶然(ホントです)。

でも常にこのサイトでクドクド言っている通り、自分が納得したもので、しかも楽しくできるものでなければやる気はないし、投稿するのは宣伝ではなく完全に実際の学習内容。
なのでそういった点から申し訳ないけれども「スピーク」以外はお断りした。
でも「スピーク」をやらせてもらえるとは・・・これは良い勉強になりそうだ。
プロモーションではあるが、いつも通り学習内容や感想をそのまま記載する予定。良い点も問題点もいつものように忌憚なき意見を書く。
それを見た学習者の方の参考になるのであればそれで良し。
「スピーク」ご担当者とも合意が取れ、晴れてしばらく「スピーク」の有料プランを使うことになった。