多読 4:The Gift of Magi (Level:1)

オー・ヘンリーの定番「賢者の贈り物」

ここ3冊がどれも「食われそう」とか「死んじゃう」とか、えらく暗い話ばかりなので、次はどうしてもハッピーになる話が必要。
そこで、レベル1の「The Gift of Magi(賢者の贈り物)」を選択。話は知っているけれど、だから暗くないのは分かっているのでok。

[シリーズ] Happy Readers
[出版社] Happy House

[著者] O. Henry
[総語数] 1582語

知らない or あやふやな単語

・Penny:セントと同じ イギリスの通貨
・the Queen of Sheba:シバの女王 旧約聖書に載っている超ゴージャスな女王(らしい)
・puffy:腫れぼったい [pʌ́fi]
  ex) Her eyes were red and puffy for crying.
・fob chain:懐中時計用の鎖
・Magi:新約聖書の東方の三博士(イエスが生まれた時に贈り物を持ってやってきた人たち) magusの複数形 [ˈmeɪ.dʒaɪ] "magic"の語源
・manger:飼い葉 [méindʒər]

本の感想(ネタバレ注意)

最後は一応「良かったね」になるとは言え、やっぱり全体的に暗かった・・・。
とにかく「1ドル87セント」が何度も何度もしつこく出てきてせつないし、ヒロインは終始泣きまくってるし、ダンナさんは心労で老けて見えますとか。
オチは「愛は素晴らしい」ということでも、やっぱり相手に何が欲しいか訊いてから買う方がもっと効率的で賢いんじゃないの・・・と考える自分は愚か者なんでしょう。

きちんと “Magi" の意味を調べたことで、タイトルの意味が理解できた。すっと「マギ」と読むんだと思ってた。
クリスマスが近いのでタイミングとしてはちょうど良かった。