英語で鑑賞 Secret Magic Control Agency/秘密のまほう管理局

① 英語音声のみで2回(!)観た内容(不明点:ピンク)ネタバレ注意

どっかの王国の王様が、こっそり魔法が掛かっていた食卓の料理モンスターにより誘拐された。
この国にはSMCA(Secret Magic Control Agency)という秘密組織があり、そこでは魔法を使えるエージェントたちが魔法を使う国民たちをライセンスで管理し、犯罪を捜査・解決している(たぶん)
2日後の国王誕生日の祝いに国王がいないと国民に気付かれるので、それまでに解決すべくこの組織のスペシャルエージェント、グレーテルが捜査をしていた。

SMCAは、こういう犯罪に詳しい人間を捜査に加えようと、以前広場の黄金の国王像を日中堂々と盗んだ(でも返した)グレーテルの兄のヘンゼルを呼ぶため、グレーテルに彼を逮捕し連れてこされる。ヘンゼルは魔法を使えないが使っているふりをして詐欺を働いていた。

グレーテルはヘンゼルと一緒に捜索するようにと言われ、家族絡みの何かで兄に怒って?いるので拒否したが、解決すればベストエージェントの栄誉を与えるが断ればお茶汲みになると聞き承諾する。ヘンゼルも嫌がっていたが、受けるなら魔法使いのライセンスが手に入るが断ったら過去の犯罪でこの国で暮らしていけなくすると脅され(たぶん)承諾。二人はSMCAの魔法スパイグッズを手に王様を探しに行く。

国王は、昔王室のキッチンでブラックマジックで何かの料理を作ったことによりクビになった女魔法使いイルヴァイラのところに監禁され、ラブポーション(笑)入りクッキーを食べ続けさせられていた。

国王のペーストリー倉庫?になんだかヒントがあると言うヘンゼルとグレーテルが行ってみると、フェイク暖炉の奥に秘密の地下道があり、その奥の倉庫ではミニオンのパクリとしか思えないカップケーキたちが働いていた。その奥の小部屋には怪しい魔法素材があり、グレーテルがスパイグッズにあるミステリー素材?に反応する魔法液?を当てていくと怪しい素材を見つける。それを手に入れることは出来たが、ヘンゼルのせいで番犬に襲われた結果倉庫が魔法により大崩壊し、さらに子供に戻る魔法が掛かった2人(と犬)は子供に戻ってしまう。

証拠の素材をSMCAに持参しても子供ということで入れないため、どっかの森の怖い魔女?のところに行き、出所を調べてもらい大人に戻るポーションも作ってもらおうとしたが、子供を食べるため食事に眠る魔法が掛けられていた。ヘンゼルがトリックを使い魔女をだまして気付け薬草を奪い、魔法の飛行桶?で逃げる。

次になぜか人魚の湖?へ来てタコの護衛に捕まり、イルヴァイラが盗んだマジックバニラ(証拠素材)を持っていたのでスパイと思われ魚に変えられそうになったが、グレーテルが以前助けた女王の娘からもらったペンダントを持っていたので助かった。
女王の説明によると、マジックバニラを使うと惚れ薬になる?がイルヴァイラはなんだかでそれが足りないので、国王と結婚することでマジックパワーが増して女王になれる??という。

捕虜だった兵隊クッキーをわざと逃がし、彼らが戻る跡をつけてイルヴァイラの居所を突き止め、王様も見つける。しかし王はラブクッキーでおかしくなっていて、結局窮地に陥る。
グレーテルはカンカンになってヘンゼルがいつもダメなヤツ?となじるが、今まで自分の力で勝ち取ったと誇りに思っていたロイヤルスカラーシップが、実はヘンゼルがお金を工面していた?ことを知り、ショックを受けつつもヘンゼルと和解。

力を合わせて窮地を脱し、ラブクッキーの解毒剤を作って国王とイルヴァイラの結婚式に行ったが、危うくクッキー生地になりそうなのをヘンゼルの機転で脱し、最後は国王も国民も解毒され元に戻り一件落着。
グレーテルはベストエージェントとなり、ヘンゼルと組んで次の悪者(赤ずきんらしい)退治へ向かう。


魔法のスパイグッズ担当のAgent Step-daughterのしゃべりが早過ぎて、彼女の言葉は大半が聴き取れなかった。
あと、子供を狙っていた悪い魔女の独特のしゃべり方もほとんど理解できなかった。

② 英語字幕で観てチェック(オレンジ) ネタバレ注意

・魔法を使う国民たちをライセンスで管理し、犯罪を捜査・解決している(たぶん)
 ⇒ 一応それで良さそう

・国民に気付かれるので
 ⇒ その通り

・家族絡みの何かで兄に怒って?
 ⇒ よく分からず。

・過去の犯罪でこの国で暮らしていけなくすると脅され(たぶん)
 ⇒ そうではなく、魔法使いと謳っていたが実はただのトリックだったと世間にバラしてお金を稼げなくしてやる、と脅された

・何かの料理を作ったことによりクビ
 ⇒ カエルとかヘビとか不気味なもので作ったスープ、という見たまんまだった模様

・国王のペーストリー倉庫?になんだかヒントがある
 ⇒ 早すぎて分からず。

・ミステリー素材?に反応する魔法液?
 ⇒ あっという間の字幕で、犯罪に関連する魔法に反応する?って読んだけれど・・・微妙。

・どっかの森の怖い魔女?のところに行き、出所を調べてもらい大人に戻るポーションも作ってもらおうと
 ⇒ 子供になった薬は「ババヤガ」という魔法の薬を販売する魔女が作ったから

・魔法の飛行桶?
 ⇒ “mortar" と呼んでいたが、単語で調べると「すり鉢、乳鉢」・・・。

・なぜか人魚の湖?へ来て
 ⇒ ババヤガから、怪しい薬は湖の魔女が作っていると聞いたから

・マジックバニラを使うと惚れ薬になる?がヴァイオラはなんだかでそれが足りないので、国王と結婚することでマジックパワーが増して女王になれる??
 ⇒ ちょっと難しかった。とりあえず結婚すると魔法ライセンスレベルがアップして女王になれるらしい。

・ヘンゼルがいつもダメなヤツ?となじるが
 ⇒ 両親は正直に生きたシークレットエージェントだったのに、兄は・・・という話だったが、ヘンゼルのことをなじる単語の意味が分からなかった。

・ヘンゼルがお金を工面していた?
 ⇒ たぶんそうらしい。

・次の悪者(赤ずきんらしい)
 ⇒ 悪のテロ組織を牛耳っているのが紅いフードを被った・・・だそう。


<気になった語彙>
・charlatan(ヘンゼルが何度もそう呼ばれていた):ペテン師、いかさま師 [ʃɑ́rlətən]
・gibberish(ミニオンもどきのカップケーキのしゃべり方の説明):ちんぷんかんぷんな
・the top of the food chain:食物連鎖の頂点
distract:気をそらす
“She rocks."(ババヤガのことをグレーテルがそう呼んだ):意味が分からない

③ 日本語字幕で観て最終チェック(青) ネタバレ注意

・家族絡みの何かで兄に怒って?
 ⇒ よく分からず。

 ⇒ 両親が正直に生きるように言っていたのに兄がペテン師になったから

・国王のペーストリー倉庫?になんだかヒントがある
 ⇒ 早すぎて分からず。
 ⇒ 料理に魔法が仕込まれていたので、料理人が料理の材料を調達する場所が怪しいとヘンゼルが言った

・ミステリー素材?に反応する魔法液?
 ⇒ あっという間の字幕で、犯罪に関連する魔法に反応する?って読んだけれど・・・
 ⇒ 魔法入り料理を解析し、それに当てると色が変わる液を開発した

・魔法の飛行桶?
 ⇒ “mortar" と呼んでいたが、単語で調べると「すり鉢、乳鉢」・・・。
 ⇒ 日本語字幕は「すり鉢」だった

・マジックバニラを使うと惚れ薬になる?がイルヴァイラはなんだかでそれが足りないので、国王と結婚することでマジックパワーが増して女王になれる??
 ⇒ ちょっと難しかった。とりあえず結婚すると魔法ライセンスレベルがアップして女王になれるらしい。
 ⇒ 「マジックバニラ」は」命を与える薬で、これで食べ物を家来にしていた・・・は分かったけれど、日本語ですらここの説明がよく分からなかった(字幕なのではしょられていたし)。まぁ一応、結婚すれば魔法の力で周囲を家来に出来るそうな。

・ヘンゼルがいつもダメなヤツ?となじるが
 ⇒ 両親は正直に生きたシークレットエージェントだったのに、兄は・・・という話だったが、ヘンゼルのことをなじる単語の意味が分からなかった。
 ⇒ 今回の件は自分一人で解決できるのについてきて足を引っ張った、とグレーテルがなじった。ヘンゼルのことを「swindler」と呼んだのは「詐欺師」
※後で気付いたが、Netflix「愛の不時着」で中隊長役のヒョンビンが主演している詐欺師の映画のタイトルが「The Swindlers」だった!

“She rocks"(ババヤガのことグレーテルがそう呼んだ):意味が分からない
 ⇒ 日本語字幕では「彼女はいい人よ」
※後で調べたところ、これはスラングで「超イイ人」という表現らしい。


感想など

1回目の英語音声のみの時は、大筋以外全然分からなくて「キツイ・・・」と思ったけれど、再度英語音声に挑戦したら、今度は驚くほど聴きとれた。
内容を知っているかどうかでこんなに変わるのか!

結局4回も観ることに・・・。まぁ、こういう美しいCGアニメは画面のあちこちに観るべきところがあるのでそれでも良かったけれど、日本語字幕の時は1.5倍速。子供向けのせいで日本語字幕の文字がひらがなばかりでとても読みづらかった。

そしてなんとこの私が、日本語字幕にケチをつける!
一番最後にグリム兄弟(SCMAの広報部員)が呼ばれ、魔女が国王を誘拐したと街でウワサになっているのを火消しするため、ボスが彼らに “We must write an official version of what happened." と言っていた。
これを日本語訳は「真実を書いて欲しいの」となっていた。
いや、違うのでは・・・?真実から目をそらさせるために、公式として偽の話をでっちあげて欲しいということではないの?
その結果世の中に出回っているのが、あの「ヘンゼルとグレーテル」の話になった、というオチでしょ。
うーん、私が間違ってるかな・・・。

CGが本当に綺麗で表現も豊かなので、画面全体を細かく観て楽しみたい作品。だから余計に英語音声だけで楽しめる力を付けたいと思った。
頑張ろう。