ビジネス英語スピーキングテスト「PROGOS」に挑戦

レアジョブのスピーキングテスト「PROGOS」が無料だった

普段、英語学習関連のサイトを時々チェックして参考にしている。
先日たまたま、そのようなサイトの一つで、レアジョブのスピーキングテスト「PROGOS」の無料受験案内を見つけた。

PROGOSはビジネス英語向けに比較的新しく作られたスピーキングテストで、自宅の機材で簡単に受験が出来、結果はAI採点のため速攻で届く。
このテスト自体は以前から知っていたけれど、もうレアジョブの会員ではないし、今はビジネス英語まで手が回らないので、受けることなど想定していなかった。
でも、無料・・・・。
無料受験ならぜひ!ということで、申し込んで受験してみた。

要求される事がハイレベル・・・

全く初めてなので、どんな内容・構成なのか知らない。
一応、PDFの受験者マニュアルが見られたのでチラチラッとは見たけれど、面倒だったのでほぼ読まず、テスト画面を進めた。

機材チェックを経て、テストのガイドラインのページまで来ると、ズラズラッと説明が記載されていた。
とりあえず、

ひたすら話せ

とのこと。
回答時間めいっぱいしゃべり続けろというお達しだった。
また、発音だの正確性だのは当然で、さらに、

論理的に話を構成しろ

という。

主張 → 根拠 → 具体的な例

という、普段個人レッスンでライティングエッセイ練習を通して散々言われ続けている内容がそのまま要求されていた。
いや、しゃべりながらさらに論理的構成を意識するなんて、この自分のレベルでは無理に決まってるっしょ!!
やっぱりビジネス英語のテストって、レベルが高いなぁ!と、ここで既に実感した。

あとはテスト問題の構成についての説明で、ありきたりな読み上げ等以外に、プレゼンだのグラフの説明だのが入っていて、これまたビジネス英語だー、と思った。
そんなの話したことないし。。。

と色々考えたけれど、まぁとにかく受けて何かしら結果が出ればそれでいいやと、約20分受験した。

PROGOSを受けてみて

受けてみると、ここ最近毎月受けているNative Campの日常会話のスピーキングテストとは全然違った。
結構「述べよ」な問題が細かく多い。
1番最初の1問目から、一言で答えてポケーッとしていたら回答時間がまだ随分余っているので「あれっ」と思った。
「そうか、これが話続けよってヤツか!」と気が付いて慌てて何かテキトーに付け加え、それ以外もみんなそんな感じでアタフタとしゃべり、大抵がしゃべっている間に回答時間切れだった。
回答時間が0になる度に「あぁ~・・・・・・」とため息。あのため息、みんな録音に入っていたかも。

その他の設問も、初めてでちょっと勝手が分かっていなくて上手く答えられなかったものもあった。
って、受験者マニュアルをちゃんと読めばサンプル問題が載っていたのにね。
自業自得。。。
まぁ結果が悪かったら言い訳になるでしょう。

PROGOSのテスト結果

そんな感じでなんとかテストが終わった。
するとすぐに結果お知らせメールが届いた。すごいね!
メール内のリンクをクリックすると受験結果のページに飛んだ。


PROGOS総合評価



なるほど・・・。
セファールで言うとB1とB2の中間くらいということかと。
初めての試験&ビジネス英語に慣れていない、の割にはまぁ良い結果だった。
その他、細かいジャンルごとにもセファールのレベルがそれぞれ付いていた。

・表現の幅:B2 and above
・正確さ:A2
・流暢さ:B1
・やりとり:B1
・一貫性:B1
・音韻:B2 and above

それぞれ勉強アドバイスまで載っていて、随分細かい結果だなーと感心した。
これ、色々しゃべった内容をAIがここまで細かく採点しているんだよね?
いや、ホント、マジですごい時代になったもんだ・・・・。

まぁこれを見てどうするか考えるとか、そんなことは何もなく「フーン」ということで終わりではあるけれど、なかなか刺激的なスピーキングテストだった。