多読 18:Beauty and the Beast (Level:3)

ディズニー映画で特に好きなうちの一つ「美女と野獣」

シャーロック・ホームズを読んだので、次は推理モノではないものを。
そこでちょっと楽しみにしていた「Beauty and the Beast(美女と野獣)」を読むことにした。
ディズニー映画で有名だし、私も本は読んだことが無くディズニー映画で知っている。
そしてディズニー作品のヒロインたちの中で、この話のヒロイン、ベルが一番好きだ。
他のディズニー映画のお姫様たちのようなフワフワした感じ(?)がなく、地に足が付いていてしっかりしているから。

話の筋は知っているけれど、きっと楽しく読めるだろう。

[シリーズ] ラダーシリーズ
[出版社] IBC Publishing

[著者] Xanthe Smith-Serafin
[総語数] 6050語

知らない or あやふやな単語

・live in style:豪勢な暮らしをする
  ex) Even if they did not become queens, they could still live in style.

・cargo:貨物、積み荷 [kɑ́rgou]
  ex) It came back from sea full of cargo.

・eagerly:しきりに、熱心に [íːgərli]
  ex) His children met Father eagerly after his long journey.

・think ill of ~:~を悪く思う
  ex) Beauty was kind to everyone. She did not think ill of her sisters.

wrinkled:しわのよった、しわくちゃの
  ex) It was big and wrinkled like an elephant, yet hairy all over with a horrible bear-like face.

・burst into ~:突然~し始める
  ex) Red rosebuds in a vase on the table burst into full bloom when Beauty sat down.

fall to one’s knees:崩れ落ちて膝をつく
  ex) When he rode out of sight, she fell to her knees and cried.

本の感想(ネタバレ注意)

原作を読んでみて、いかにディズニーがこの話を派手に脚色したかがよく分かった。
原作は意外と地味なんだけど、ディズニーはそこに、悪役だの魔法に掛けられた食器だの家具だののキャラを追加して、バラの時限爆弾(?)も加えて、愛とファンタジーの壮大な世界を作り上げたようだ。
もうさすがディズニーとしか言いようがない。

主人公の名前が、ディズニー映画の「ベル」ではなかったのがちょっと驚きだった。
と言うか、最後まで本名は出てこなかった。美人なので呼び名が「Beauty」だそうだ。
お約束の意地悪な姉貴たちが出てきて、とことん嫌な連中で、一方ヒロインはとことん人間が出来ていて非の打ち所がない。
こういう善悪がハッキリしすぎているのはあんまり好きではないな。

本自体はレベル3用の英文になっているので、とても読みやすかった。あまりに読みやすいので、頑張って音読もした。
長すぎて途中で喉が痛くなってやめたけれど、また今度気が向いたらやりたいと思う。
語彙やフレーズもほぼ問題なしで、楽しく読めて良かった。
このレベルのあたりがこうも読みやすいと、上のレベルの本に行きたくなくなるなぁ。