多読 16:A Dog of Flanders (Level:3)

次は懐かしい「フランダースの犬」

Level3で検索してとりあえず登録した本は結構あり、ホームズ等の推理モノが半分くらいと、よく知られた有名な少年少女向け物語が半分くらい。
物語系は、「The Little Prince(星の王子さま)」では失敗したものの、やっぱり西欧の物語が好きなので懲りずに他も読もうと思う。

次に選んだのは「A Dog of Flanders(フランダースの犬)」で、まぁアニメであれだけ流行ったので誰でも知っていそうな話。
ラストシーンなんていまだにたまにTVで流すくらいなので、知っている話を改めて読むのはちょっとつまらないかなぁ・・・とは思ったけれど、せっかく本のリストにあるので読むことにした。

が、12470語・・・。
王子さまと同じパターンじゃないですか・・・このページ数の多さに耐えられるかどうか・・・。

[シリーズ] ラダーシリーズ
[出版社] IBC Publishing

[著者] Ouida
[総語数] 12470語

知らない or あやふやな単語

・prosperous:〔ビジネスなどが〕成功している、〔人や生活などが〕裕福である [prɑ́spərəs]
  ex) Her father, the miller, was the most prosperous keeper of animals among all their neighbors.

・charcoal:木炭 [tʃɑ́rkòul]

・purity:〔人や心が〕純粋[無垢・純潔]であること
  ex) “No, I am rich,” said Nello, and in his purity he thought so.

本の感想(ネタバレ注意)

が、頑張った・・・。

全部で4章あり、前半2章はものすごく退屈してしまいキツくなったけれど、非常に読みやすかったのでとにかく頑張って読んだ。
最後は、涙もろいので泣きながら読んだ。だってホントに悲しい話だから!!
アニメで覚えていたのは最後のシーンくらいだったので、読んでいる途中から「あぁ、そうだ、こんなひどい目にあうんだった」と色々思い出した。


もう本当に悲惨。貧乏の極致だし周囲にはいじわるされるし、救いはパトラッシュだけ。
悲しい話は好きではないので、やめておけばよかったとちょっと後悔。
ともかく最後まで頑張って読んだことだけは、自分で褒めよう。

挿絵はほとんどなく、ひたすら文章だけだったけれど、とにかく文法的にも単語的にも読みやすく作られていた。
100ページ近くあるのに、知らない単語はほとんどなかった。
最後の方はもう疲れて惰性でドドドーーーーっと勢いで読んでいったので、文法的に理解していない箇所がないこともなかったけれど、全く問題なし。
こうういう読み方が、「多読」という練習法としては理想的な本だったのかもしれない。

でも悲しいからもう読みたくな~い!
次は楽しい話を選ぼう。