この5年間の英語学習を振り返る!

あっという間の5年

このブログを始めて5年の月日が流れた・・・。

実際の生活ではこの5年は本当に色々なことがあり、人生の中でもかなり激動時代と言える時期だったけれど、ここでは英語学習に絞って振り返ることにする。
英語学習でも色々変わったしね。

先に一言で表すと、

「お陰様で英語力が伸びたと実感できた・・・んじゃないかな。」

という感じだった。

節目なので学習内容や英語スキルを振り返ってみるけれど、過去のブログを一つ一つ読むなんてもちろん無理なので、半年ごとに振り返っていた「この半年の英語学習を振り返る」シリーズと、読んだ本の感想だけ読み返してみた。
読み返してみると・・・「あ~、それやってたっけね・・・」というものがチラホラ。
なかなか懐かしかった。

学習内容の変化

ブログ付け初めの頃(2020年秋~)からしばらくは、

①NHK語学番組+オンライン英会話が主流だった
②4技能の学習バランスを重視し、シャドーイングやら英語日記やら多読多聴やら色々頑張っていた
③様々な英会話アプリも毎日のルーティンとしてやっていた
④英語学習指南書・啓発書・参考書にあれこれ手を出していた


という、「とにかく良いと思われるものを手広くやっていた」状況だった。
それぞれ、今はどうなったかというと。

①NHK語学番組+オンライン英会話
NHK語学番組のラインナップは、実はそれほど変化なく、もっと前から始めていた「英会話タイムトライアル」と「Enjoy Simple English」の二つに、何かをプラスするという形のまま。
途中で「ニュースで学ぶ現代英語」が登場し、この3つですっかり定着となり落ち着けて良かった。
この番組が始まるまでは、ニュース教材が嫌で嫌でしょうがなかったっけ。
今はこの番組の内容であれば、楽しいですよ!

オンライン英会話は基本的にNative Campの期間が非常に長く、お世話になった。
今はAI英会話アプリの方をやりたいので、オンライン英会話からすっかり遠ざかってしまったけれど、いずれまたオンライン英会話をやるかもしれない。
その頃にはAIがすっかり普及して、英会話スクールも色々変わっているだろうな~。

②4技能の学習、色々手広く
「4技能をバランス良くやるのがいい」というセオリーに合わせ、またNative Campに色々自習素材があるので、多読多聴にシャドーイング、さらにスピーキング素材にするのも兼ねて英語日記も書いていた。
良く頑張っていたなぁ・・・今はもう無理!全部やってないわー!
英語日記は時間効率が悪いし。

子供が学校へ行くのとは違い、大人は仕事等の合間の時間に勉強するしかないのに、全部をバランス良くやろうということがそもそも無理だと、はっきり実感した。
時間のない大人は、優先したいスキルに集中した方がいいというのが結論。
でもシャドーイングはやった方がいいんだよなぁ・・・また忘れそうなのでメモしておこう。

③様々な英会話アプリ
「RedKiwi」「StudyNow」「英会話HAMARU」といった人気アプリに加え、句動詞勉強アプリとか発音練習アプリとか、かなり色々やっていた頃もあった。
今では・・・これらの一つも続いていない!!

例えアプリのように手軽にパッと好きな時に始められるタイプのものであっても、長続きするとは限らないということがよーーく分かった。

④英語関連本
第二言語習得のセオリーとか、語源がどーしたとか、正しく発音するための舌の使い方だとか・・・色々読んだなぁ。
この5年の中に限ると、前半に読んだ本はどれも「あ、ムリ。」と速攻で本を閉じるタイプだった。
後半になるとヒット作が出てきて、それと共に納得のいく学習方法でルーティン化することが出来たので、もう本を読む必要も基本的になくなった。
ま、そのうちまた興味を引く本を見つけたら、読むこともあるでしょう。

発音を良くしたくて発音に関する本も結構読んだ(or 見た)けれど、結局自分で言っていた通り、「習うより慣れろ」で、たくさん耳で聞いて「そーゆーもの」と覚えてしまう方がいいと思った。
「自分で発音できない音は聴きとれない」的な話を時々目にするけれど、個人的にはそんなことはないと思う。
覚えちゃえば分かる、って感じだった。

実感した「成長」

スピーキング
大きく変わったとは言えないけれど、各種スピーキングテストのスコアは5年前と今ではかなり違うし、以前の「しゃべれないかも症候群」はほぼ克服した。

また、発音は間違いなくひどいまま全く変わらずだけど、確実にイントネーション・リズムは変わった
過去の読書感想文によると、超長いタイトルの本「日本語ネイティブが苦手な英語の音とリズムの作り方がいちばんよくわかる発音の教科書」がとても良かったと自分で喜んでいたので、コレの影響もあるのかな(もう今では内容をすっかり忘れてしまった・・・)。

あとは、洋楽で歌ううちに慣れたかも。
5年前の頃は、単語一つ一つ(「to」とかも全て)を同じタイミング(長さ)で言うことしか出来ず、音節も意識していないのでカタカナと同じ数で発音してばかりで、どうしていいか分からずお悩みモードだった。
今は自然にソレっぽく読めるようになってきた。何度も言うが発音はホントにひどいが・・・。

実際、英会話の先生ではなく普通の英語話者と話す際、イントネーションが良くなったら通じる率が高まった模様。
って、当然発音は良くすべきなので、次の目標にはするけど。

リスニング
明らかに変化あり。いわゆる「耳が変わった」って感じ。
例えば・・・

洋画や海外ドラマの鑑賞中(勉強としてでなく普通に日本語字幕で楽しむ際)
・日本語字幕を読んでいても確実に英語音声に意識が行っている
・字幕表示設定を忘れていることが時々ある
・英語音声で意味を理解し、表示している日本語字幕で瞬間答え合わせをしている
・も~英語字幕の方で観たくなってきた!(日本語字幕より情報が多いので面白さが増す)


洋楽では
・仕事や勉強中のBGMだと歌詞が頭に入ってきて気が散る
・聴く度に、新たに今まで気付かなかったバックコーラスやラップ等が聴こえてくる


など。
英語で鑑賞シリーズのお陰ですかね。あと洋楽もSpotifyやamazon Musicで聴きまくりだし。
ただし、まだまだネイティブのスピードには全っ然歯が立ちませんので、引き続き努力が必要。

語彙習得
伸びましたよ、ホントに・・・。
これは「ニュースで学ぶ現代英語」のお陰かなぁ。海外ドラマの英語鑑賞もかなぁ。
英単語をひたすら覚えるアプリでは全然覚えられなかった。やっぱりストーリーと一緒に覚えることが大事!

あと、語源を気にするようにもなったし、句動詞やコロケーションで「なんでこの前置詞なんだろう」なんて意識するようになった。
ここら辺は、AIから簡単に習えるようになって、その場ですぐ具体的に何でも訊けるし、分かるまでいくらでも教えてもらえるからかな。

AIの登場が色々変えた

5年前は、今のようにAIで手軽に英語を勉強できる環境ではなかった。
それが今では・・・なんでも訊いて、いくらでも教えてもらえる時代になってしまった。
最初からこれがあったらもっと効率化できたなぁと思うことが色々ある。

↓こんなことを言っていた頃が懐かしい。と言ってもほんの2年半前だけど。



オンライン英会話もやらなくなり、今後はAI英会話アプリでスピーキング練習をするし(上達したらオンライン英会話もやる前提)、ライティングももう以前のように頑張って練習することはないと思う。
自分で書いて添削してもらったりもするけれど、最初からAIに書いてもらってそれを読み、「なるほど、そう書けばいいのか」と学ぶと効率がいい。
不明な点は「どうしてそう書くの?」とか訊けば懇切丁寧に教えてくれる。
それを繰り返していると、だんだん定型文を覚えてくる。
本当に時代は変わった!!


人とのコミュニケーションのための英会話であることを忘れないようにしつつも、今後どんどん進化するAIを活用しながら、効率的に学習を進めようと思う。

次の5年後へ向けて

最近、日本の新首相の英語スピーチが話題になっていた。
彼女の英語スピーチは残念ながら聴けなかったけれど、「決してペラペラではなく日本人発音だったが、相手に分かりやすく伝わる英語だった」と聞いた。
そのスピーチを「英語が下手」と批判する人々がいるらしい。
でも大切なのは「相手に分かりやすく伝わる英語」だと、以下の本や「ニュースで学ぶ現代英語」から学んだ。


とか言っても、要は「カッコいいネイティブ発音で、相手に分かりやすく伝えられる英語をスラスラ話せる」のが一番いいってことで。
目標は高く!勉強は楽しく!

さらに5年後にまだブログ付けてるかなぁ・・・。
以上、5年の振り返りでした。