2024年10月のNHK語学講座
今月の英会話タイムトライアル
今月は実生活に沿った、非常に役立つ食関連表現だった。
以前習って覚えている表現もあれば、忘れていた表現もあり、色々勉強になった。
しかし、
We went to a sushi restaurant for Halloween.「ハロウィーンに家族でお寿司屋さんに行きました」
という文を聴き、
・・・なんでハロウィーンだからって寿司屋に行くんだろう・・・
と、非常に気になった。
そこはいいとして、今回練習の中で「目玉焼き」として「sunny-side up」と言っていたが、以前「ニュースで学ぶ現代英語」の「卵不足 外食チェーンのメニューに影響」の放送回で、明日香先生が卵の焼き方の表現を挙げてくれていた際、「目玉焼き」を「fried egg」と言っていた。
この違いは何だろう?ということとでchatGPTに訊いたところ・・・
「sunny-side up」と「fried egg」はどちらも「目玉焼き」を意味しますが、微妙なニュアンスの違いがあります。
Sunny-side up
「sunny-side up」は、黄身が上にあって、そのままの状態で焼いた目玉焼きです。上側には火が通らないため、黄身が半熟でトロッとしているのが特徴です。イメージとしては太陽のように黄身が「明るく見えている」状態です。
Fried egg
「fried egg」は、フライパンで焼いた卵全般を指します。これは「sunny-side up」を含みますが、両面焼きも「fried egg」の一種として含まれます。具体的に「両面焼き」を指したい場合は「over easy」(軽く焼き)、「over medium」(中程度に焼き)、「over hard」(黄身が固まるまで焼き)などと言います。
ですので、「sunny-side up」は「fried egg」の一種で、焼き方の特定のスタイルを指していると考えるとわかりやすいですね。
と、教えてくれた。
なるほど、自分の好みは「黄身が半熟でトロッとしている」なので、注文の際は「sunny-side up」と言えばいいということだ。
今月のニュースで学ぶ現代英語
今月は、ここ数ヶ月よりも多く勉強ができた。でもまだまだ全く放送に追いつかない・・・。
その中で気になったのが、以下の2つ。
まず、9月17日放送回「トヨタとBMW 燃料電池車で協力強化へ」の中のニュース文とその解説。
Toyota Motor and BMW are stepping up collaboration on fuel cell vehicles.
逐語訳:トヨタ自動車とBMWは、協力を強化しようとしています、燃料電池車での。「be stepping upと進行形にして、予定を表しています。」
和訳部分:トヨタ自動車とBMWは、燃料電池車の分野で協力を強化しようとしています。
強化という言葉にそもそも強めているという進行のニュアンスがあるせいで、予定なのか進行(「強化中である」)なのかの判別をどうつければいいのか分からないと思った。
そこでいつものchatGPTに尋ねると、
「are stepping up」は、「強化している」という進行中の意味を表しています。つまり、既に行っている協力をさらに強めている段階にあるということです。単に計画しているのではなく、具体的な行動を進めている状況を指します。
どなた様の説明もバラバラなので、結局なんだかよく分からなかった。
もう一つは、10月1日放送回「囲碁の一力遼九段 国際大会で優勝」。
前々からモヤっている、It feels like と I feel likeの違いについて解説があった。
勉強ページに記載の通り、
it feels like ~「~のように感じる」の方は、自分の主観というよりは客観的に状況を判断したうえで感じることで、「(状況から)~のような感じがする」というニュアンスがある。
ということだそうだけど、例えば英会話タイムトライアル8月で出てきた表現
It felt like a movie scene. 「映画のワンシーンのように感じる」
とか、
The breeze feels good. 「風が心地よい」
とかって、自分で感じた「主観」じゃないの~??
この「feelモヤモヤ」はなかなか解消しそうにない。