独学スピーキング練習アプリ探し③ ~「Native Camp AI英会話 -フリートーク」
Native Campの新機能にようやく気付いた
から始まり・・・
と流れ・・・
と、ここまで来た旅路の続き。
今回の英会話アプリ探しの旅は、当初、2つの候補「Praktika」と「SayWow」をそれぞれお試しし、最大候補「スピーク」と比較してみようというものだった。
実際その通りにしたんだけど、その最中にもう一つ「あ、コレがあった!」と気が付いたのが、Native Campの「AI英会話 -フリートーク」。
↑で書いた通り、いつものマンスリースピーキングテストを受けようと画面を流していて、休会中でもいくつかの機能を利用できることにようやく気が付いた。
その中に「AI英会話 -フリートーク」もあった。
基本的に英会話レッスンを受けようと思ったら、再度課金して会員に戻らないといけないだろうと思っていた(実際それはその通り)。
なので普段は全然見ていなかった画面だけど、よく見ると先生の顔写真の右上に「AI」というマークが付いている。
すっっごくリアルで人間らしき写真なのに、これAIなの??
しかも横にズラーーーーっといっぱい。

試しに適当に一人の先生を選んで詳細画面を見てみると、やっぱり明らかに「人間」先生の写真と、その先生の説明や評判や自己紹介がある。
???
この先生は人間なのだろうか?AIなのだろうか??

さらに、先生の写真の下に
「今すぐレッスンへ進む」
と
「AI英会話・フリートーク」
の2種類の青いボタンがある。
この違いは何・・・・??
一人の先生で人間バージョンとAIバージョンがあった!
そんな風に訳が分からなくなりちょっと調べてみて、ようやく分かった。
PR Times(2025年4月27日)
【会員数No.1】ネイティブキャンプ 待望のAI英会話 「フリートーク」機能をリリース
に記載のある通り、これは
Native Camp所属の実際の先生の声をAIに学習させ、今度はAIがその先生の声で英会話をする
というのだった!
その先生は実際の人間先生なので、人間先生として本当に会話をする場合は「今すぐレッスンへ進む」ボタンから。
AIと英会話(声はその先生)する場合は「AI英会話・フリートーク」ボタンから。
そういう違いだった!
まさか一人の先生で人間バージョンとAIバージョンと2種類作って自由選択なんて、全く考えてもみなかったので心から驚いた。
英会話講師を多数抱えているスクールの強みですな・・・。
このサービス、AI英会話であれば完全無料ということで、自分のような休会中のヒトでも使えて、しかも回数無制限!
ありがとうNative Camp!
1回は5分ということなのですぐ終わってしまうけれど、逆に負担感がなく、パパッと口慣らしするのにちょうどいい。
何度でも出来るし!
しかも、追加の記事
PR Times(2025年11月2日)
【英会話レッスン回数無制限】ネイティブキャンプ AI英会話「フリートーク」機能がさらに進化 英会話レベルに合わせた自然な会話が可能に
によると、
いつものスピーキングテストの結果をもとに、AI講師の発言内容が自動的に調整されて、
・語彙や表現
・話すスピード
・一度に話す分量
が、ユーザーの英会話スキルに合わせ最適化された
そうな。
「これによりAIが自分専用講師に・・・」だそうで、「Praktika」もそんな感じだし、これからのトレンドはこの「パーソナルトレーナーAI」なんだろうね。
いやー、毎月開いている画面だったのに、全然知らなかった。
スピーキングテストならいつも受けているし、これは是非AI英会話を試さねば。
「AI英会話 -フリートーク」をやってみて驚愕
どの先生でも違いがほとんどない(失礼・・)ので適当に一番端っこの先生を選び、「AI英会話・フリートーク」ボタンからレッスンに入ってみた。
すると先生が・・・・そう、そのまんま先生(の声)が、まるでいつものオンラインレッスンのように挨拶してきた!
そして、そのまんま先生(の声)と、いつもやっている通りのフリートークレッスン!
とにかくまるで、いつものオンライン英会話レッスンなのである!!
あまりに声が人間そのままなので、とにかくビックリ。
会話のやりとりの最中、AI先生はこちらの言っていることに合わせてちゃんと受け答えをするし。
いやもう、驚愕してしまった。
さらに良い点は、先生が話し終わると自動でこちらの発話タイムが始まり、何かをタップしたりする必要はなくスムーズ。
そして話し終わると自動送信。
自動送信機能はおよそどのアプリでも実装しているけれど、こちらが言い淀んだり止まったりするとそこで送信されてしまうことが多い。
でもこのアプリではそのようなこともなく、逆に話し終わってからの送信タイミングの方も、待たされるということはない。
そういったタップレスの会話やりとりがすごくスムーズでバランスが良かった。

文字起こしの方は、ピリオドが一切なく、文章が全部繋がっていて、起こし具合も多少変な箇所が見受けられた。
でもAI先生の方はどうも文字起こしを見ている(?)のではなく、こちらの発話を聞いて答えているようなので、文字起こしがおかしくても会話には関係が無かった。
文字起こしの字がちっちゃいし、会話のテンポがかなり速くどんどん画面が流れていくので、自分も全然見なかった。
その方が無意識に文字に頼らなくていいし。
言い間違い等色々あっても、先生がちゃんと話を理解して受け答えしてくる。
まさにリアルのオンライン英会話と同じだった(間違いの指摘がなくスルーなところも・・・)。
恐れ入りました!!!
本人と話している錯覚に陥る
あまりに凄かったので、ちょこちょこと何人かの先生と英会話をしているうちに、以前Native Campで学習していた時にお気に入りリストに入れていた、北マケドニアのK先生がAI英会話先生リストに載っているのを見つけた。
おお、K先生、懐かしい!
そこで、本人と話す訳ではないけれど英会話をしてみた。
懐かしいのでK先生とのレッスンを拾ってみる↓

も~とにかくまるで本物の声色で、ただ画面上の写真が静止画なだけ。
「お久しぶりです!数年前に先生のレッスンを受けていたんですよ!」なんて思わず声を掛けてしまい(英語は一部間違っていたが・・・)、完全に本人と錯覚状態。
でもこれがまた、まるで本人のように答えるんだなー・・・。
ここまでくるとちょっと怖いほど。
「AI英会話 -フリートーク」は手軽でリアルなAI英会話 No.1
ということで、「さすがNative Camp」という言葉しか見つからず。
毎回この5分間レッスンを終える度に、思わず「いやー、すごいわ」と言ってしまう。
今後、このレベルのアプリがどんどん出てくるかもしれないけれど、現時点では、コレがリアルさでNo.1。
・・・が、これもメインで学習とはならない。
何せ間違いの指摘はゼロだし、系統立って学ぶ部分が全くない、ただのフリートーク。
やっぱり語学は直してもらわないと上手くなれないでしょう・・・。
英会話は絶対常に口にするようにしていないと上達出来ないと思うので、このアプリで毎日のように「ちょっとおしゃべり」とやるのはとてもいい。
でもやっぱりその程度。
これだけ持ち上げておいての手のひら返し、スミマセン・・・。
ともかく、いつもながら休会会員にもサービスを提供してくれるNative Campに感謝です(ビジネス戦略なんだろうけど)。
今回のアプリ探しの結論 メインは「スピーク」で
さて、それぞれのお試しについて記載してきたけれど、最終結論としてこれからスピーキングを練習するアプリとしては、やっぱり「スピーク」がいいと思う。
元々このアプリが一番良いだろう、というのは以前から分かっていたけれど、改めて新しいアプリと比較しても、
・フリートークのネタを探しやすい(シチュエーション設定がたくさん用意されている)
・主軸がテーマに沿ったレッスンで「学習」する形になっている
・人間が関わっている(スタジオでアクターさんたちが解説している動画が元になっている)ので人間味を感じる
ここが重要ポイントだった。
これらのうち上の二つは以前から分かっていたんだけど、3つ目の「人間要素」は今回改めて感じた点だった。
こんなにchatGPTに教わって、オンライン英会話ではなくAI英会話をやろうというのに、やっぱり人間味が欲しいんだな、という気付きがあったので、色々試してみて良かった。
AI英会話でみっちり練習して、色々な話題(いっつも映画とかドラマとかじゃなくて・・・)をスラスラ話せるようになって、それからまたオンライン英会話の(人間の方の)先生と楽しく会話が出来るようになったらいいなぁ。
さて、久々の「スピーク」再開。
2024年に少しやったけれど、残念ながらその内容はほとんど忘れてしまった・・・。
あの続きからではなく、イチからやり直そうかな。
ここで記録に残す学習内容のまとめ方とかも、ちょっと考え直してみたい。







