当面最後の英会話実践

当面での最後の実践のチャンス

今回はちょっと日記風に。

また帰国をするので、地元のカナダ人の友人とお茶をした。
色々自分で忙しくやっていたし、基本的に一人で行動するのが好きで多いということもあり、あまり彼とお茶をすることがなかったので久しぶりだ。
海外生活はしばらくお預けになるので、これまでの英語学習の実践の場として、しゃべりながら自分のスピーキング力をチェックすることにした。

オンライン英会話の先生とのフリーカンバセーションと違う点は、お互いのプライベートのことまで触れる点だ。
例えば「奥さんの体調は最近良くなった?」とか。
まぁプライベートということで話したくない内容もあったりするので(やっぱり田舎のカナダ人は日本人より色々ストレートに訊いてくるので)、相手の英語を理解する+英語を話す、という頭の体操に加えて、答え方と答えの内容も瞬時に頭の中で考えなければいけない。普通のスピードのネイティブスピーカーとだったら相当ダメダメになるところだ。
ただ、この友人は非常~~にゆっくり話してくれるタイプなので、聴くところは基本的にあまり考えなくて済んだ。
なのでその分スピーキングを丁寧に気を付けてみた。

結果としては、自分でも一応上達を感じられるスピーキングが出来たな、という感じ。
以前ほどたどたどしくもないし、常に「英会話タイムトライアル」流の瞬発力を意識して、とにかくポンッと返すよう努力した。
友人から見れば「彼女の英語は相変わらずだなぁ」くらいにしか感じなかったかもしれないが、自分では成長を感じたのでそれで満足だった。

日頃の練習の成果を確認

友人との会話を通して日頃の練習の成果があったか確認。

発音・リズム・イントネーション・リンキング
ほぼ毎日オーバーラッピングやシャドーイングや音読をやり、発音にも気を遣ってきたので、自分で話す時も結構発音を意識した口の動きをしているな、と感じた。
/ǽ/ の音とか。
と言ってもその発音が綺麗で正しいかは別問題。誰にも習わず耳コピしているだけだから。
ともかく、普段から英語の口の動きをやっていると、いざという時でもやりやすいというのを実感した。

リズムもまぁまぁ練習通りやってみた。イントネーションは怪しかった・・・。
ただ、それほど聞き返されることはなかったので、以前よりはマシになったのではないかと。
(優しい性格の人なので、私の言っていることが分からなくても黙ってスルーした可能性は高いが)

リンキングについては、相手がのものすごくゆっくり話す人だったお陰でコチラも焦る必要が無く、落ち着いてゆっくり話せた。
ゆっくり話すと少し時間の余裕が出来るため、次に続く単語が頭に浮かびやすい
そのお陰で多少リンキングも出来たような。
やっぱり落ち着いてゆっくり話すって必要だな、と感じた。


文の組み立て
こちらは、ほぼ毎日Englyに投稿している英語日記特訓が明らかに効果を発揮した。
「きっと〇〇だったんだろうね」という、過去を振り返って憶測するような話が結構出てきたため、 “must’ve" とか “might’ve" を使っている自分がいた!
“~ makes me 形容詞" も使った!
こんな言い方、以前は出来なかった。これは普段から文章でクドクド使って慣れてきたからだ。
ただしスラッとは言っていないので、後はやっぱりしゃべり慣れが必要。
でも英語日記は相当頑張っているので、その成果が表れたのはとても嬉しかった。

語彙
何を使ったかは忘れてしまったけれど、唯一鮮明に記憶に残ったのは、彼が「他のとある地域の人と話すと、同じカナダ人なのに言っていることが分からない(アクセントが強すぎて)」と言うので、「日本人でも方言は分からないよ」と答えようと、初めて “dialect" と口にしたことだった。
「おぉ~、語彙増えてるじゃん!」と内心嬉しかった。

しかしこの単語のアクセントがあやふやだったため、口にする時の一瞬の迷いからつい「ダイレクト」と言ってしまった。
違うよ、[dáiəlèkt]「ダイレクト」だよ・・・。
残念。

ついでに他のネイティブとも雑談

彼と別れた後、公園でベンチに座っていたら二人組の若い女性に声を掛けられた。
ここでは知らない人同士でも簡単に声を掛け合っておしゃべりが始まるので、それは珍しくない。
でもその雰囲気を見て、経験上「あぁ、宗教勧誘だな・・・」と分かった。
でもいい練習の場なので気さくに答えてみた。

布教活動をする人たちはいつも必ずスーパーフレンドリーなので、こちらが何を言っても “Beautiful!" とか “Wonderful!" とか大喜びしてくれるし、明るく場を盛り上げてくれる。
なのでコチラも気を良くして頑張って世間話を振ってみたりした。

ここでも聞き返されることが無かったのが良かった。
やっぱり分からない時はスルーされた可能性は否定出来ないけれど、向こうが二人ともめちゃめちゃクリアな発音で分かりやすく話してくれるので、こちらも相手の言うことは理解出来て、ホントにフツーの英会話が出来た。

あぁ、全てのネイティブスピーカーが彼女たちのように分かりやすく話してくれたいいのに!!


このまま我が道を突き進もう

という訳で、自分の信じるやり方で大丈夫そうだと再確認出来た良い日だった。

↑でも書いている通り、「文法」「単語」「発音」の3つをバランスよく引き上げるインプット学習でも、結局はスピーキングに効果的、と思っていて、それが確認できた。
ここ数ヶ月オンライン英会話で練習していなくても、自分で口に出して練習しているだけでも、ちゃんと効果はある。
ただし発音はやっぱり誰かに直してもらう必要はあると思う・・・。

これからしばらく日本にいるので、日常で英語を話す機会は激減する。
オンライン英会話を再開するつもりだけど、自分でも変わらずコツコツ練習して、次にカナダに戻ったときにはさらに上達したスピーキング力を感じたい。
頑張れ、自分。