多読 8:Daddy-Long-Legs (Level:2)
次はお気に入りの物語
前の本を読み終わり、レベル2の本も問題なくスラスラ読めることが分かった。
セファールでいうとA2レベルくらいが該当するレベルだそうだから、まぁそうなんでしょう。
知らない単語は数ページに1個程度。知らなくても意味理解には全く問題なし。
辞書不要でサクサク読んでいけてラクチン。
ということは本当はもっとレベルを上げた方がいいのかな?
と言いつつ、もうちょっとレベル2の易しい物語を読みたいので、次の本をリストの中から選んだ。
次は「Daddy-Long-Legs(あしながおじさん)」。あまりに良く知っている話。
なにせ(日本語の)本を持っていて何度も何度も読み込んだお気に入りで、さらに親友サリーが主人公の続編の方の本も持っているし、日本名作劇場のアニメも全部観たクチ。
レベル2で語数がたいして無いということは、あの長い話の一部だけを抜粋した感じなんだろうけど、好きな話ならきっと楽しめるでしょう。
[シリーズ] Happy Readers
[出版社] Happy House
[著者] Jean Webster
[総語数] 3877語
知らない or あやふやな単語
・trustee:理事、役員
ex) The trustees of the John Grier Orphanage came to visit.
・matron:寮母、女性監督者 [méitrən]
ex) Mrs. Lippett, the matron, had kept Jerusha busy all day long!
・cast:〔影を〕投げ掛ける
ex) He cast a shadow on the hall.
・daddy-Long-Legs spider:イエユウレイグモ
・allowance:〔定期的に渡される〕手当、小遣い
ex) He will also give you an allowance of thirty-five dollars a month.
・pet name:〔人・動物・物などの〕愛称
ex) It’s just a private pet name.
・turned-up nose:上を向いた鼻
ex) One is Sallie McBride who has red hair and a turned-up nose.
・get on to ~:~に加わる、加入する
ex) I’m hoping to get on to the basketball team.
・physiology:生理学 [fìziɑ́lədʒi]
・formerly:前は、かつては
・Hooray:フレー(声援) [huːréi]
・bruise:打撲、あざ [brúːz]
ex) I have bruises all over my body.
・solt and pepper:ゴマ塩頭(=白髪交じり)の
・telegram:電報
・manuscript:原稿
・dictionary of synonyms:類語辞書
・vault:跳ぶ(棒高跳び)[vɔlt]
ex) I learned to vault a bar three feet and six inches high.
・Master Jervie:(一般的翻訳では)ジャーヴィ坊ちゃま(Masterが坊ちゃま??)
・fall off:(物が)落ちる
・beam:梁
ex) Yesterday, I fell off a beam trying to collect the eggs.
・calve:子牛(calf[kǽf]の複数形)[kǽvz]
ex) There are five calves that l have named Sylvia,・・・.
・sophomore:大学の2回生 [sɑ́fmɔ̀r]
・senior:(大学・4年制高校などの)4年生 [síːnjər]
ex) What is even more special is that usually the winners are seniors. But I am only a sophomore.
・take place:行われる、起こる
ex) Some changes have taken place.
・affectionate:愛情の込もった、優しい
ex) Your affectionate orphan, J. Abbott
・carry in:運び込む
・procession:行列、(行列の)行進、進行
ex) I carried them in the graduation procession.
・Bachelor of Arts:文学士
・pneumonia:肺炎 [nuːmóuniə]
ex) Julia told me that he was very sick with pneumonia.
・token:印、証拠、記念品 [tóukn]
・affectionately:愛情を込めて、親しみを込めて [əfékʃənitli]
ex) This is just a small token of how appreciative of you I am.
・drawing room:応接間
ex) I waited excitedly in the drawing room.
・in a daze:ボーッ[ぼうぜん]としている、目がくらんでいる
ex) I was in a daze the whole way.
本の感想(ネタバレ注意)
またまたあの大変上手な朗読家さんが魅力たっぷりに語ってくれた。
ただ、それより思いっきり目立っていたのがBGM。手紙の度に違う音楽!しかも手紙の中でも内容によって曲がコロコロ変わるなんて。
全部で何種類流れたんだろう?まるでRPGな時もあったりして、ちょ~っとうるさかったなぁ。
一番最後のジャービスが真実を告白するシーンで急にBGMがなまめかしく変わるところは、何度聴いてもウケた。
この感想は今回英語の本を読んだからではなく、以前からこの物語に対して思っていることだけど、夫としては私だったらジャービスは選ばない。
このショートバージョンの本ではかわいそうに存在を省略されていたサリーのお兄ちゃんの方が断然いいと思う。
ジャービスは明らかに利己主義で支配欲が強くて、お金で解決するタイプ(に見える)。
ジュディと付き合ううちにいい方へ変わってきたとは言え、金持ち過ぎてお金の価値感が違い過ぎる。
第一、親戚になるなら間違いなくジュリアよりサリーでしょう。
・・・とか、なんだかんだ言ってもやっぱり好きな物語。持っている日本語版丸々1冊の方をまた読み直したくなった。